Web表示スピード改善の価値とは?by Repro 中澤伸也
マーケッターにとって、Web表示スピードはどういう守備範囲なのでしょうか?従来、この改善はIT部門の役割という認識が強いようでした。今回、接客ツールでおなじみのReproの中澤伸也氏が、表示スピードの改善の価値について、彼自身のブログの中で、マーケッターの立場で解説いただいています。
いまやWeb表示スピードはUXの一つ。「マーケッターこそ、表示スピードを改善を意識すべきだ」という大きな理由は、表示スピードは売上に貢献するであり、SEOに影響するだからです。従来の手法と表示スピードの取り入れをどう考えるか、な中澤氏のブログから探って見たいと考えます。
Webサイトの表示速度改善こそ、売上向上への最短ルート
中澤伸也(Reproの取締役CMO)
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Repro取締役CMO。Web担当者フォーラムで漫画「デジマはつらいよ」の原案執筆中。20年間に渡るデジタル・マーケティング最前線の現場経験から「マーケティングの本質」についての情報を発信できればと思います。
2021年11月17日 17:06
こんにちはReproの中澤です。WebサイトやECサイトの売上を最も確実にそして大きく向上させる方法は何か?と問われれば、それは間違いなく「Webサイトの表示速度改善」であると言い切れます。長年マーケティングの実務をやってきた経験、そして様々なデータからもそう言い切っちゃいます!
目次
Webサイトの売上向上につながる施策とその限界
Webサイト表示速度改善が売上向上に確実につながる理由
Webサイトの表示速度はSEOにも影響を与える(Core Web Vitals)
なぜWebサイトの表示速度が遅くなるのか?
なぜマーケティングツールのJavaスクリプトがサイト表示速度に悪影響を与えてしまうのか?
(中略)
Webサイト表示速度改善が売上向上に確実につながる理由
まず前提としてWebサイトの売上は単純化すれば以下の公式で表せます。
売上=(来訪者数✖️CVR)✖️CV単価
CV単価の操作は現実的には非常に難しいため、実質的には来訪者数(集客)とCVRの掛け算である「CV数」が増加するかどうかが、Webサイトの売上を決定付けます。
この最重要指標であるCV数に構成要素である「来訪者数」と「CVR」の双方に直接的な影響を持たらすのが「Webサイトの表示速度」です
(中略)
より店舗売り場の要素として重要であり、店舗側でコントロール可能な要素が「導線長」「立寄率」「視認率」となります。
つまり売り場の快適性「歩きやすい、立ち寄りやすい、商品を手に取りやすい、なので長時間居ても居心地が良い」という点が重要な要素となるわけです。
これらはWebサイトで言えば「セッション時間」や「セッション当たりPV数」であり、Webサイトの表示速度はこれらの指標に直接影響を与えます。
つまり「Webサイト表示速度は、サイト(売り場)の快適性」に影響を与えるのです。
そしてもう一点さらに重要な点が、Webサイトの表示速度は他の施策と異なり、全ての来訪者と行動場面において影響を与えるという点です。よってWebサイト全体のCVRに直接的に大きな影響を与える結果となります。
続きは、中澤氏のNoteでご覧ください。
https://note.com/shinya_nakazawa/n/n8e666d2561ab?fbclid=IwAR3nl4HTvwTp9RdyuQxjGZBmKEkIPHEcLq6rDioEpD8Q6ZQCYmTSa96B_qk